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旅立ちの日に。<長文>
昨日の出勤前の事でした。
親戚からメルがあり、幾度もすり抜けてここまで来たけれど、いよいよばあちゃんの容態が危険な状態となり、『今夜が山だという事なので、覚悟をしておいて下さい』という内容が書かれておりました。
結局、何事もなく今朝を迎えましてね。
そして、今日の仕事中。休憩に入る直前、家族からメルが来ていた様で。
休憩に入ってから開いてみると、ばあちゃんが少し前に旅立った事が書かれておりました。夕方の事でした。

その文面を見た時は、『とうとう逝っちゃったか・・』と思いながらも、意外に平静を保っていられたんですよ。
けれど、家に電話を入れて色々と短くも話をしている内に、一気に色んな事が駆け巡り。休憩室からも事務所からも離れた場所で電話をしていたのだけれど、立っていられなくなり、涙が止め処なく溢れてしまって仕方が無かった。
「頑張って」と云う電話越しの母の声に「頑張れない・・」と子供の様に応えたものの、オトナですからね、働かねば。みんなには関係のない話だし。
「・・頑張って来る」と云って電話を切りました。

1度溢れた涙を引っ込めるのは容易ではなく、そこから休憩室までの僅かな距離ですら止められず、休憩室に入った途端、ワーワーと声を上げて泣きました。
誰もいない時間帯で良かった。休憩室のドアが少しだけ開いていた事に気付いたのは、泣き止んでからの事。
そうなんだよ、フロアからの放送が聴こえる様にと、小さくストッパーを挟んでいるのよね・・

休憩時間は限られているし、この後の仕事を思えば泣いてもいられないし、こうしてばあちゃんが亡くなってもお腹は空くし。
そうじゃなくても、胃痛がして食欲は無かったのだけれど、低血糖でぶっ倒れたりでもしたら、そっちの方がアレなので、飲み物とおにぎり、酢の物でご飯。まぁ、殆ど食べられなかったけどね。
昨日、唯一ばあちゃんの事を話していた社員サンが一服しに来て、その時に少し話を聞いて貰って、気持ちを落ち着けて。
こういう時は自分の中で抱え込まないで、想いを口にする方がいいね。改めて思いました。本当に。

落ち着かせたとはいえ、レジに入って平常心よろしく、ガツガツと打てるだけの余裕はなくて、黙々と作業をしていられる様に、ガッツリ仕事を振って貰い、1日を終えました。
動いている方が気も紛れるし、余計な事を考えなくていい。

仕事が終わってから、小雨が降る中ではあったけれど、暫しみんなで立ち話をしつつ、そこから近所のファミレスに流れてアレコレと色んな事を話して笑って。

そんなこんなで、先ほど帰って参りました。
気遣って下さった方々のお陰で、気持ちをしっかりと持ったまま1日を終える事が出来ました。
どうもありがとう。


部屋には、10年以上前にばあちゃんと撮ったプリクラが飾られております。
すごーくいい顔をしているの。
未だこの頃には、こういう日が来る実感はまるでありませんでした。いつか皆が行く道であろうとも。

ばあちゃんと、色んな話をしたんだけどな。
二十歳を過ぎてすぐの頃から、「いつ結婚するんだ」と云われ続けて来て、その話が出る度に「いつかするし、ばあちゃんには花嫁姿を見て貰うんだから、長生きして頂戴」と交わし、「長生きしなくちゃいけない位、先の話なのか!」と笑われたり嘆かれたりしていたのだけれど、結局、その約束は果たせなかったよ。
「お蕎麦屋さん(=一路)にもその内、逢わせるからね」と云っていたのに、それすら出来なかった。

もっと色んな話をしたかった。
「今度、教えて」と云っていた、ばあちゃんが作るごぼうとたらこの炒り煮も、作り方を教えて貰えないままに終わってしまった。あれ、大好きだったの。子供の頃からずっと。ばあちゃんにおねだりして宅急便で時々送って貰ったりもしていたの。

齢90を過ぎて、充分生きたかも知れない。
私達は逢えなかった、じいちゃんが亡くなった年齢の倍以上を生きて、今、やっとじいちゃんとも逢えたのかも知れない。
苦しかった事からも、痛かった事からも、やっと解放されたのかも知れない。

それでも、そうであっても、やっぱりもっともっと話をしたかった。
触れたかった。
逢いたかった。また逢いたかった。ただただ逢いたかったの。
ばあちゃんの息がある内に。触れられる肉体がある内に。

今日はばあちゃんの旅立ちの日。
ばあちゃん、色々あったけれど、ここまでお疲れ様でした。
どうもありがとう。またいつか、向こうで逢いましょう。
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まや

Author:まや
万年思春期・三十路女子の日々のつれづれ。
日常、切り売りしております。
今日も今日とて桃色吐息。
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