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2019/11
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『Go Ahead!』
そんな訳で、元職場である、先日倒産した地域密着型スーパーに、私物を引き取りに行って参りました。
先述の通り、今すぐにでも取りに行かなければ!というモノもないし、何ならそのまま置きっ放しにしてしまっても良いものだらけなのだけれども、それも何となく忍びないし。

けれど、1番の目的とでも云いましょうかね。最後、店内に入りたかったのよね。
自分達が自覚しないままに最後の日を迎えて、それ以降、一切入れなくなってしまってさ。
やりたかった事も、やり残した事も、あらゆる想いをあの場に置き去りにされてしまった状態で、ただただ過ぎていく日々は、語弊があるのは承知で書きますが、死んだ子の年齢を数えている様な感覚に近くて。

倒産説明会にも行った。
みんなで『解散会』もした。
でも、割り切れぬものがいつまでも燻り続け、けれど、どうにもならぬ日々が続いていて。
そこに戻れる事が無いのは充分過ぎる程に判っているのだけれど、それを目に心にと刷り込ませない限りは、区切りをきっちり付けられない気もして。

基本、何かドーンと落ちる事があると、傷口に塩を塗るが如く、その状況を自分自身に見せ付けたり、どっぷりと浸かり込むオンナなのでな。
それにはやっぱり、『亡骸』となった店の内側を見るのが1番だよなぁと。
そして粘着だし、俺。

倒産初体験だったので、当然の事ながらよく判っていなかったのだけれど、ああいう場は本当に物々しいったらないですな。
かつてのスタッフのみならず、各方面の業者サン方が多く来ていて、何とも落ち着かないったらなかった。
駐車場、満車だったもんね。各人の車でさ。

陽が落ちていく頃。
電気は既に止められているので、懐中電灯を持っての店内散策となりましたが、いやいや、凄まじかった。
既に業者が入っていたので粗方の商品は無くなっていたし、荷物を搬出するのでどかしたのか、レジは端の方へと乱雑に追いやられていたし。
新しく開店する時の、明るさを伴う広々としたフロアとは真逆の、重たい空気が漂うガランとしたフロア。
そこには僅か1ヶ月程前には、確かに人の行き交う気配があり、音があり、体温があった。

ああ、本当に死んでしまったんだなぁと、改めて思った。
ここにはもぉ、知るものは何もない。


私物を取りに来た人、私物は置いていないけれど、中に入りたくて来たという人、夫々居たけれど、うん、久し振りに逢えて良かった。
久し振りで、けれど、これで最後になるだろう人も居るんだろうな。
どうもありがとうございました。本当にお世話になりました。

傷口にたっぷり塩を塗り込んで、その『痛み』を存分に感じたならば、後は水で流して処置をするだけ。
先に進め。あの日、悪魔も云ったじゃないか。
『Go Ahead!』
Secret
(非公開コメント受付中)

No title
亡骸、なんだね・・・
中に入れてもらえただけいいかも。
昔の職場は、入らせてもらえなかったらしいからさ。
一区切りしたカンジかな。
おつかれ!
No title
>源
そう、亡骸。不思議な感じがしたわ、とっても。
でもホント、中に入れて良かったよ。
ショックはショックなんだけど、それでもね。

さー、後は先へ進むだけだわさ。
ガンバレ、俺!な感じで☆






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まや

Author:まや
万年思春期・三十路女子の日々のつれづれ。
日常、切り売りしております。
今日も今日とて桃色吐息。
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